たわいもない話

おばさんの独り言

おかーさんのそういうとこ

田舎参り終わり。

義父は機嫌は悪かったけども、それ以上はなしでセーフ。

実家は一昨日から再開したというご近所クロッケーに父が出かけており、その隙に母から父の断酒の様子や体調確認。

その時に母から、義理姉たちに日帰り旅行に誘われるけど断ってると聞いた。

てっきり、お酒の件で父をひとりにさせたくないから断ってるかと思い、そんな必要ないから行って来なよと言うと

違うわよ、孫自慢聞くのが嫌だから断るの!と言う。

なんで遊びに行ってまで、自慢話聞かなきゃならないのよ、あー嫌だ、と言う。

そして、来月は昔の職場仲間と遊びに行くから楽しみだ、と言う。

あ、そーなんだ。

と私は安心しながら苦笑い。

たしかにそのオバさんたちは、自慢の息子に自慢の孫の話が持ちネタである。

四年前か、父が精神科で断酒プログラムを終えて退院した後、妹と母と話した。

この後の断酒は父の意思次第。

家族で見守りはするが、監視は無理だからやめようって。

家族も普通に生活しようと決めた。

それに 母は、父の断酒を気にはしてるが、その父を怒らせたらヤバイとかは思わない。

今でも父と意見が違えば言うし、腹立つことを言われたら言い返す人だ。

父が怒ったらお酒飲むかもかとは思わない。

昔はそういう母の性格も喧嘩のタネでもあり、テキトーに受け流せばいいのにと思ったこともあった。

でも今は、そのあえて空気なんか読まないわよー、的な母の態度に救われる。

父の顔色を伺いながら過ごす母ならば、私と妹は罪悪感の塊になっていただろうと思うから。

私も母のそういうところ見習いたいと思うことある。

娘の様子に私が気持ち振られるときだ。

あの子はあの子、私はわたし。構いすぎるな、なんかあれば言ってくる!と自分に言い聞かせてしのぐ。

時には猫に

おねーちゃんはなんか不機嫌ですねぇ、八つ当たりされても困りますねぇ〜、と呟いて気持ちを紛らわせる。

こう書くと…涙ぐましいな、私。

まあ、とにかく

昔は欠点だと思っていた母の性格に今は救われるな、というつぶやき。