たわいもない話

おばさんの独り言

今日は要らない。

田舎参り終わり。

暑い中お墓掃除も終わり。

見事に草が生い茂っていたが、周りのとこはもう知らんぷりで敷地内だけでごめんなさい。

さて、義母は昔から大量の料理を作るのが好きな人だ。

そして皆に振る舞うのが好き。

あれもこれも食べろ、と返事は聞かずにお皿に取り勧める。

義母が食べろと言えば、食べないという選択肢はない。

今では数は作らないけど、量は相変わらず多い。

今日のお昼は一緒に買ったスーパーのお寿司やお惣菜だったが、何故か大量のお素麺とご飯も出てきた。

アラフィフ夫婦、そう食べれるわけもなくほとんど残る。

すると義母が、こんなに自分らで食べられん。捨てなきゃいかんなるから、持って帰ってくれと言う。

保冷剤なんかない。

嫌なら捨ててくれていいから、と。

いや、まだ私の実家にも行くし、暑い車中2時間半のドライブ。茹でたお素麺を持って帰って食べるのは嫌だ、と瞬間思った。 

実は毎回こうだ。

炊き込みご飯やら、買いすぎたおかずやらを、食べなかったから捨ててくれと言いながら持って帰らされる。

いつもなら、嫌々だけども持って帰る。

でも今日は、何故か本当に嫌。

なんで生ゴミになるとわかってるものを持って帰らなきゃいけないの。

夫も黙ってるし、ここはきっぱり断る。

恨めしげな義母、でも今日は負けない。

冬はまだよい。

でも夏場は勘弁。

食べものを捨てるのは実に嫌なものだ。

なんだか今日は、無性にそう思った。

じゃあ、代わりに貰い物のあれこれを持って帰ってくれと懲りない義母。

あんまり断り続けるのも可哀想になり、腐らないものはもらったが…。

まあ、なんとか消費しようか。

てか、義母よ。

断る方だって、実はしんどいですのよ。