たわいもない話

おばさんの独り言

実家は水道なし

実家周りは、家が少なく、水道管も引いていない。

山水を川から簡易な浄水装置を通してパイプで引いている。

雨風や獣の仕業でパイプが詰まれば水が止まりときには濁る。

大雨で家の周囲の崖や山林が崩れるのも怖いが、生活に必要な飲み水が脅かされるのも困る。

足腰が弱って、自分たちでパイプの不具合が治せない両親は、困ったことになるたびに近所の人に頼まなければならない。

これが地味に父親のストレスのようだ。

そりゃそうだろう、私でもそう思う。

自分ちの飲み水のことで人さまの手を煩わせるのは気がひける。

だから、大雨のたびに、家の周囲の山が崩れないこともだが、水が困りませんようにと祈る。

今どき、水道引いてないなんてねー。

今回の大雨は、予報よりも穏やかな降りで実家は困ったことはなかったという。

とりあえず、よかった。