たわいもない話

おばさんの独り言

父親の脳はスカスカだった

今日も楽しくうち呑みしてる。

でも、ふと思い出した。

アルコール依存症の父親が、体調崩してMR Iを取った時のこと。

見事に頭蓋骨の中の脳がスカスカだったこと。

萎縮してたのだ。

青年団に入った15歳から飲んでいたという父親。

母親によると、祖父もアルコール依存症のような感じだったらしい。

ど田舎で娯楽は呑むか打つ(パチンコ)くらいしかなかったので、若者はどっちかに流れたらしいが、それにしてもね。

後にアルコール依存症の専門病院に父親を入院させた時に、うちの地元は隠れたアルコール依存症患者の多い地区だと言われた。

知らんがな。

保健師さんがフォローしても追いつかない地区だと言われても。

実際、退院して断酒会サボっても何も言われない。

そこ、どうなん?と言いたい。

まあ、少ない人手でフォローするなら依存症患者よりも新生児だよなあとは思う。

ミステリやクイズ番組が好きだった父親が、もうそれらの番組には集中することがなくなったと母親から聞いた。

用がなければ一日中ぼーっと寝てると。

クオリティオブライフ。

一時期流行ったよ、この言葉。

父の生きがいはどこにあるのか、でも断酒に意味はあると思いたい。