たわいもない話

おばさんの独り言

元気になった母

ひと月前に退院した母の顔を見に実家に行ってきた。

たびたび電話はして、元気そうなので安心していたが、やはり顔を見ないと気になる。

実家に着くと、前はなかった玄関前に花のプランター

そして、母が入院中に私が雑草をざっくばらんに引いた花壇も小綺麗に整えられていた。

ああ、庭仕事できるようになったんだなあ、とうれしかった。

母は、ひと月前よりもふっくらとしていて、薬のせいで太るのよ、と言いながらも笑っていた。

よかった、よかった。

父は、いちにちに何度も母に

「お前が元気になってよかった。オラはうれしい」と言うのだそうだ。

私にも何度か電話をくれて、その時も言っていたっけ。

はじめてこんなに母に素直に気持ちを伝えてくる父に、母はびっくりしているんだとか。

私もそんな父のことを、こんな面もあったんだと不思議な気持ち。

そして昼食は、久しぶりに母の手料理を食べさせてもらった。

メニューは簡単な物だったが、母の味だった。

ほんとうに、よかったなあ。

妹も早く元気になった母に会いたいだろう。

母たちがワクチンを打ち終えたら、帰ってくる予定。

妹と両親が、早く会えるといいな。