たわいもない話

おばさんの独り言

夢でも会えない

兄貴猫が虹の橋を渡ってから、もう2ヶ月経つ。

家の中の猫の毛が目立たなくなり、1匹と2匹ではこんなに違うのかと改めて思う。

弟分猫のはちわれは、兄貴猫がいなくなってから、やたらと鳴くようになった。

きっと今まではおしゃべりで甘え上手な兄貴猫に、人間とのやりとりは任せていたんだろう。

冬の夜は、兄貴猫は私の顔の横か、肘枕で寝た。ふわふわの毛並みに癒された。

その場所には、弟分猫は相変わらず来ない。

足元で寝ている。

たまには夢に出てきてほしいと思っても、未だに会えない。

弟分猫に、兄ちゃんは私が無理にご飯食べさせようとしたから、まだ怒ってるのかなあ?と聞いてみても

「知らんがな」てな感じ。

当たり前だけど。

初夢に出てきてくれないかな。

あの童顔で、抱っこやご飯をおねだりしたおしゃべりな甘い鳴き声を聞かせてくれないかな。

ツンツン後にちょっとのデレしかない弟分猫に

抱っこを嫌がられながら

くだらない私のお願いごとをひとりごちる。