たわいもない話

おばさんの独り言

美容院行ってきた

今日は、美容院の日だった。

通いはじめてから10年以上は経ったと思う。

私が座る席には、猫の写真集や雑誌がよく置いてある。

店主さんも猫好きでいつの間にか、私の猫好きだと喋ってた。

さすが美容師さん、コミュ力高し。

今日もその雑誌を眺めて、つい可愛い写真にぶふっと口元が緩み変な声が出てしまう。

美容師さんに、その雑誌の猫たち、可愛いですよねーとフォローされた。

髪を染めた後の洗髪は時間も手間もかかるようで、何度も洗ってもらう。

私はその時間は至福で、うとうとしてしまうことも多い。

頭を洗ってもらうのは大好きだ、すごく気持ち良い。

ただ、コロナ禍の中で耳にかけるゴムなしのマスクを美容院でも着けるようになってから、カットした髪の毛がマスクの内側に落ち顔に張り付くのがいただけない。

最後に美容師さんが、肌触りの良いハケで払ってくれるとはいえ。

そんなこんなで綺麗にしてもらい、いつも真っ直ぐ家に帰るのがもったいなあ、なんて思うが……所詮見せびらかしに行くところはなし。

今日もせめてスーパーでも、と買い物して帰ったのみ。

けして安くはない美容院代だけど、そう化粧品にも服にも交際費にもお金かけない私の唯一の贅沢ではなかろうか、と自分を甘やかしている。