たわいもない話

おばさんの独り言

にゃんずよ、許して

夫が、ここには物を置かないで、と頼んでいるリビングの一角の棚の一番上に、また私物をどんどん置いていた。

わたしが黙ってればいいと思ってるのか?

いや、私が頼んだことなど、忘れてるんだろう。

夫の食卓の椅子、息子の指定席だった椅子ももはや夫の鞄置き場。

隣の茶の間のように使ってる部屋には、夫が置きっぱなしにする服のために突っ張り棒を張り、服をかけている。

リビングにも茶の間にも、夫の物を入れるために収納の一部を明け渡している。

ちなみに2階には夫の部屋もある。

なんでそんなに、家のあちこちに物を置くんだ。

自分は便利で良かろう!が、共有スペースの視界にいつも夫の物が乱雑にあるのはとてもイヤだ!

せめて棚の一番上だけは死守したいと、昨日は急に我慢ならなくなり

どうにかまたリビングの別の棚の引き出しを空けて、そこに棚の上の物を放り込んだ。

どうせそのあたりの引き出しは夫の物ばかりだ。

帰宅した夫には、棚上の物はまた猫がイタズラして落とすから、あそこの引き出しに入れさせてもらったわよ、と伝えた。

へー、の一言。

ほんとは落としてないけど、にゃんずよ、ごめん。

許してね。

邪魔だからどかしたわよ!

って言いたかったけど、ケンカになるやん。

だから、嘘も方便で。

ごめんね。