昨日、実家へ行ってきた。
うちの親は、母もメンタルまあまあ落ち着いていて、日常生活は支障なく、朝夕少しだけ畑仕事もしたりしている。
父は、母が元気になったので、オレはなんもすることないぞーと笑っていた。
今は、少し動くとゼイゼイという父の方が心配かも。
母がお昼ご飯に、栗おこわを作ってくれていた。
鬱がひどい時は、トースターでパンを焼くことさえ出来なかったのに……。
栗を拾い皮をむき、小豆を煮てもち米と炊いて…
料理って、いくつもの作業をこなさないと出来上がらない。
それが出来る様になったと思うと、ほんと
ありがたくて嬉しくて、おかわりまでしてお腹いっぱい頂いてしまった。
それをみて、喜ぶ母の顔がまたうれしかった。
父は父で、母にもっと食べろ〜と言う。
あんなに食べられなかった母が、美味しいと食べる姿を見るのがうれしいんだって。
太ったっていいから、食べたいだけ食べろよ、と言っている。
微笑ましいじゃないの。
子供の頃は、ほんと両親のことが苦手で、早くこんな家出て行ってやる!と思いながら大きくなった。
それが、こんなに両親のことを穏やかな想いで見るようになるなんてなあ。
これからも、色々あるだろうけど、昨日みたいな日もまだまだきっとあると思っていよう。