たわいもない話

おばさんの独り言

「うち断捨離しました」のテレビ見ると思うこと。

昔の私の理想の自分は

子育ても仕事も家事も、がんばって人に認められるような女性。

手作りの食事で家族の健康守って、節約も出来て、シンプルだけどお洒落な服着て素敵な雑貨やファブリックで家を飾る。

主婦雑誌でもてはやされるような感じ。

そんな憧れ理想に振り回されていた頃の自分は

何しても満足のいくことがなく、なんで自分はこうなんだろうって落ち込んでは

いやきっと次こそは、と懲りずにまた見た目だけ素敵なものに飛びつき、家の中に物を増やす。

そして、それらの片付けや飾り付けに時間を費やし体力や気力も使う。

そして、ちゃんと出来ない自分にまた嫌気が差すの無限ループ。

素敵主婦になれないのは、物が自分にあってないから。

違う物なら、違う方法なら雑誌の中の主婦たちみたいに素敵にできるはず!

と、迷走すること何年も。

その間に、だんだんと

残念だけど悔しいけど、私はあの素敵主婦たちにはなれない。

本当は料理はあまり得意でないし、掃除も嫌い。

雑貨飾るセンスもないらしい、何してもダサいー。

のんびりだらだら、ゴロゴロして本読んだりするのが幸せでリラックス出来る。

だから、お洒落な服よりも、シワにならない手入れのいらない楽な服が好き。

コーヒーや紅茶も丁寧に入れるよりも、サクッとインスタントがいい。

ザ、雑な女。

これが私なんだよね、とある意味ダメな自分を認めることが出来たら

それに合わせて、物を減らすことができるようになり、生活のリズムも出来たように思う。

断捨離のテレビ見るたびに、そんなこと思い出す。